モジュール工作のすすめ
- HATAQ
- 2023年10月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年1月23日

モジュール工作とは
HQWorksのプロダクトは、3Dプリンタ製品がメインですが、各種モジュールを追加した製品も少しあります。このようなモジュールを使用した工作を、モジュール工作と勝手に命名させていただきました。
モジュールとは、一定の処理回路をが載っている基板で、信号の入出力、電源で構成されています。比較的安価なものがあり、望みの機能を電子部品の知識が無くても組み込むことが出来ます。
これより、よく使うモジュールを紹介いたします。
その前に、ぴんぽ~ん。注意事項です。

注意事項1:バッテリーの接続を間違えることで、モジュールの破損はもちろん、取り付ける本体を破損させる可能性があります。また、Li-ionバッテリーは発熱、最悪発火もあります。その辺はご理解いただいた
うえで、自己責任にて工作をお楽しみください。
注意事項2:著者は電子、電気に関する知識はネットでの独学ですので、間違いなどもあります。優しく指摘していただけると助かります。
注意事項3:本ブログを元に実施された工作で発生した被害、損害に関しては一切責任を取れません。自己責任で実施をお願いします。
では、簡単にモジュールを紹介、詳細は今後ページを追加していきます。
このページに乗っているモジュール
5V充電モジュール

USB(microB、又はC)からバッテリーへの充電と、5V出力を備えたモジュールです。1A(アンペア)のものが主でしたが、最近は2A、3Aのものも見かけるようになりました。充電、出力状態をLED表示できるものもあります。
1Aだとミニゲーム機などの駆動に支障をきたすものがありますが2Aあればそこそこ動きます。今のところ3Aはまだ試せていません。 モジュール工作の基本になる部品かと思います。
詳細説明は、こちらの記事を書いています。
昇圧モジュール
バッテリーを搭載する際、実際の駆動電圧が、9V、12Vのものがあります。そのようなものには昇圧モジュールを使用します。USBの5Vを、9V、12Vに昇圧してくれます。電圧(A)と、電流(V)をかけた消費電力(W)がは変わらず、変換によるロスもあるので、5V1Aを9Vにする場合、5Vx1A÷9Vx0.8(変換効率80%)≒0.4A と考えるようにしています。
主にディスプレイを内蔵するときに使用しました。
アンプモジュール

音量を増幅するモジュールです。ステレオに対応していますので、イヤホンジャックなどから取り出した音声を大きくしスピーカにつなぐのに使用します。音量調節ノブが付いたモジュールもありますよ。
詳細説明は、こちらに記事を書いています。
PDトリガーモジュール

PD対応のUSB TYPEC電源から一定の電圧を取り出すことができます。PD対応充電器は、機器との通信で5V,9V,15V,20Vを出力することができます。このモジュールはその通信用ICの入っているモジュールで一定の電圧を取り出すためのモジュールです。レトロゲームのアダプタは9Vですが、このモジュールを利用してアダプタを統一することもできます。 また、弱家電も動かせるようにできますしPD対応のモバイルバッテリーと組み合わせればいろんな家電が持ち運べます。
他にもいろんなモジュールがありますので、今後紹介していきますね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
質問などがあればコメントやXでお待ちしております。
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