アストロシティミニ用スティックカバー製作
- HATAQ
- 1月11日
- 読了時間: 3分
はじめに
本製作物はアストロシティミニに収録されているスペースハリアーをそれっぽく遊ぶために製作したアストロシティミニ用スティックカバーです。
前回本製作物を使用したトリガー有効化を紹介しましたが、今回は製品自体の組付け方法です。
部品のみ、お値打ちに頒布できると思い作成いたしました。
アストロシティミニは株式会社セガ フェイブから販売されているゲーム機です。本ブログは公式とは一切関係はありません。公式への問い合わせ等はしないでください。
本製品を使用した不具合に対する対応はできません。ご承知のうえご使用ください。質問へはなんでもお答えしますのでコメントくださいませ。
1. デザインと3Dプリント
以前おっきなレバーを作ったのですが、今回は取り外しできて画面の邪魔にならないものをコンセプトに作製しています。
デカすぎです。 3Dプリンタでの部品のプリント手順
データはFreeCADを使用し作成しています。
プリント材料はABSを使用、成形温度は235℃をデフォに使ってます。
2. 部品の加工
プリント後の部品の仕上げ方法
各部品バリ取りの実施、あわせ面の全体を削ってぴったりつくように平面に置いたペーパー(#400)上を滑らし平面加工します。
ねじ締めの穴を整えます。呼び径2のねじを使用するので、下穴は1.8mmのドリルで加工。小さいままだと割れてしまう可能性がありますので加工は必須。
貫通側は、2.2mmのドリルで貫通孔としておきます。
ビス頭が来る穴はφ4mm 45度のテーパーを付けてぴったりなるようにしています。タミヤ クラフトツールシリーズ No.130 2mm 皿ビス穴加工ビットで加工できるようにしています。
この穴を加工する際芯を出しておかないと組付け時、パーティングラインがづれる可能性が高くなるので、最初に2つ合わせた状態で1.8mmのドリルを通し、その後貫通側の2.2mmのみドリルを通します。
部品の微調整
スイッチ周辺がぎりぎりなので軽く面取りをします。仮組ししてスイッチのカチカチが分かるように。きついと締めたときにスイッチが固定されて動かないことがあります。その際はこの辺をチェック
トリガーにピンを固定します。ピンは1.5mmより小さいので瞬間接着剤などで固定が必要。2,3mm凸でOK
3. 組み立て手順
加工した部品達は以下の通り
組み立てはおそらく問題ないかと、前加工がきれいに組むためには大事です。
各部品の組み立て手順
部品締め付けの際は、ねじ切れに注意し着座から半回転で止める
締めなおしの時は左回転でねじ山を合わせることを忘れない
が組付けのポイントです。
4. 動作確認と調整
取り付け方は動画を確認してください。
5. まとめ
作成中思いついた組付け方法で、コンパクトにすることができました。
単発で打つことはそうそうないのでボタンは一つで十分でないかと思っています。
トリガーを有効化する改造は、過去のブログをご覧ください。
気になる点や詳細が知りたい場合やコメントやチャット面にて
次は拡大鏡を取り付けたいと考えています。
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