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アストロシティミニ、レバーのスティック化

  • 執筆者の写真: HATAQ
    HATAQ
  • 1月5日
  • 読了時間: 4分

更新日:3月17日

  1. はじめに

    • 今回の工作はアストロシティミニでスペースハリアーを遊ぶ際の雰囲気を盛り上げる改造です。アナログスティックになるわけではないので、あくまで雰囲気ということをご了承下さい。

    • アストロシティミニはSEGAの過去アーケード作品を小さい筐体に詰め込んだミニゲーム機です。スペースハリアー以外の名作も多く入っており、私にとっては子供の頃、ゲームコーナーで眺めながらも遊べなかった作品ばかりですので当時のあこがれを思い出しつつあそんでします。アーケード作品なので、ちょっと遊ぶにはちょうど良い。机の横において電源投入パッと遊べるのがいいですね。

    • 改造を紹介するにあたって、本改造を参考に改造され本体に不具合が発生しましても責任は負えませんので、改造の際は自己責任にてお願いします。


  2. 必要な材料と道具

    1. ACmini用スティックカバー

      私のboothサイトにて頒布させていただいている。レバーをスティック化するパーツです。比較的簡単に取り外しできるよう設計しています。1500円+送料です。

      在庫切れの際は、お知らせメールを設定いただければ早めに準備します。DMいただければすぐにでも準備しますのでよろしくお願いします。

      製品へのリンクです。
      製品へのリンクです。
    2. スイッチ

      上記レバー内にタクトスイッチが入っていますので、それを使います。

    3. ステレオミニジャック、プラグ

      スティックカバーと本体を接続するためのコネクタ替わりです。ジャック側は手元にあったものを使いましたが、スペース的に加工が必要でした。ねじ止め式を検討してもよかったかもしれません。プラグも手元にあったものを使用しました。

      この形状はAmazonでは買えないみたいです。
      この形状はAmazonでは買えないみたいです。
      ステレオミニプラグ:Amazonリンクです。
      ステレオミニプラグ:Amazonリンクです。
    4. ワイヤー AWG28くらい? 赤 黒

    5. 工具

      • 半田ゴテ

      • ピンセット

      • ドリル プラグ取り付け用

      • プラ用のこぎり Amazonリンク


  3. 改造手順

    • 本体加工

      • 本体の分解方法

        裏面のラバーは薄いの板などを差し込むとゴム側に両面テープが付いた状態ではがれます。

      • 足の下にあるねじを6本外します。スティック下のねじのみ、黒色で少し長いものです。再組付け時注意。

        1本のみ黒色です。
        1本のみ黒色です。
      • 本体の加工

        ジャックを取り付ける位置に穴をあけます。今回使用したジャックはφ7mmなのでφ7のドリルを使用しました。

        スティック側との接続を考えこの位置に。本体加工は少なかったのですがジャック側の加工が多かった💦
        スティック側との接続を考えこの位置に。本体加工は少なかったのですがジャック側の加工が多かった💦
      • 底面カバーについても、干渉するのでカット

        ジャック押し込み時のストッパーにもなります。
        ジャック押し込み時のストッパーにもなります。
      • ジャックの配線です。ジャックの配線はたぶんものによって違うのでテスターでどこがつながっているか確認するとよいかと、配線前にジャックとプラグ単品をつなげて確認しておきましょう。

      • TP※とつながっているところに赤、近くの網目上にあるところに黒を接続。今回赤は、Dボタン(連射)なのでTP4に接続しました。2本接続できるので将来2ボタン化も考えAボタンTP1(単発)にも接続。しています。黒は1本のみどこかにつなげれればOK

      • ジャック側も配線そして干渉部分を加工

        なかなか、ギリギリの位置でした。
        なかなか、ギリギリの位置でした。
      • 最終的にはこのような形に

        配線が1本ジャック下に隠れる位置でこちらもギリギリ
        配線が1本ジャック下に隠れる位置でこちらもギリギリ
        ビス締め、ゴムカバーを付けて完成。なかなか綺麗にできました。
        ビス締め、ゴムカバーを付けて完成。なかなか綺麗にできました。
    • スティックの加工

      • スティックのねじを外し、中のタクトスイッチにはんだ付けし穴から配線します。

        こんなふうに配線。
        こんなふうに配線。
      • プラグへ接続


        配線は撚っておくと置くとよいです。カバーを先に入れるのを忘れずに。
        配線は撚っておくと置くとよいです。カバーを先に入れるのを忘れずに。
      • スティックを元に戻します。

      • 戻すときのポイントですがタッピングビスは先に切ったねじ山に入れないと、ねじ山が取れて締め付けが弱くなったり、ねじ締めが出来なくなったりします。まず、左に回し1段スコッと落ちる位置がありますので、そこから右に締め付けることでほぼほぼ同じ位置に入ります。ねじ山の寿命を延ばすことができます。タッピングビスを使用していいるものを分解するときには役立つポイントです。


    • 動作確認


  4. まとめ

    • 作ってみて一番気を使ったのはジャックの穴あけ、外観に出てしまうので綺麗にしたいと思ってたのですが、初期の位置がずれてしまいやすりで丁寧に加工、仕上げにφ7ドリルと面取りドリルで整えました。ギリギリ綺麗にできたかと。

    • ですので、最初に小さい穴をあけセンターに来ていることを確認してから穴をあけるようにできたらよいかと

    • 改造後は前よりスペハリを起動する時間が増えました。遊ぶたびに先に進めるようになっていてちょっとずつ覚えてるのかも、さすがにクリアできるまでにはそこそこ時間かかりますね途中でセーブできるのもありがたいところです。


  5. 今後

    アストロシティミニは、スペハリくらいしか対応ゲームがないので、今度はイーグレットツーミニ用を作りたいとおもいます。


最後に、評価感想のコメントいただけると喜びますのでよろしくお願いします。



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