PDトリガーモジュールを使用する。
- HATAQ
- 2023年12月17日
- 読了時間: 2分
今回ご紹介するのは、USB-C PDトリガーモジュールです。
PDトリガーモジュールを使用して、ごちゃごちゃしたACアダプタの差し替えから解放されちゃいましょう。

おことわり
本記事で紹介しているのは、作者独自の調査で使用する方法であるため、安全性の保障はございません。実際に試した結果などについて責任はとれませんので、お試しの際は自己責任で、ショート、発熱などに十分にご注意ください。
PD(PowerDelivery)とは?
USB-TypeCには、PDという規格?があって、対応するアダプタ、機器を組み合わせることで、通常5V出力のUSB-Cから、9V,15V(12V),20V(19V)を取り出すことが出来る規格です。
5Vを含めたこれらの電圧は、多くの電子機器で使用されており、通常のアダプタの代替が可能だったりします。
これらの電圧アダプタを使うもの一例としては
・ファミコン 9V
・ゲームギア 9V
・メガドライブ 9V
・オンダッシュモニター 12V
・ノートPC 19V(20V)
注意したいのは、PDアダプタ側が出力に対応していること。電力(W)が不足すると起動しません。100均だと30Wクラス。ファミコンは4Wで問題ないですかノートPCとかは60W以上あるのでハイパワーな電源が必要になります。また古い昔のPDアダプタだと一部電圧が出ないこともあるようです。
工作に使用するようなものは30Wあれば十分です。
今回の工作のメインとなる部品はこちら
PDトリガーモジュール
PDは、アダプタと、機器が通信することで適切な電圧を供給します。この通信が成立しない場合は5V出力となります。
モジュールにはUSB-Cのコネクタと回路組み込まれており、設定で任意の電圧を取り出すことが出来ます。一定電圧で固定されているもの、ディップスイッチで切替できるものがあります。
購入の検索時は PDトリガー、デコイ、使用電圧(9V,12V20Vとか)なんかで検索するとよいかと
価格は出力が固定されているもので、アマゾンは500円くらい、アリエクだと60円くらい。切り替えできるものだと、アマゾン1000円くらい、アリエクだと200円くらいですね。
Amazonでまず試してみて、アリエクで大量購入するというのが、私の使用パターンです。
アリエクだと送料を考えないといけないのでまとめ買いでないとメリットがありませんね。
ただ発送元が中国の場合は納期的に遅くなりやすいので、アリエクでも変わらないかもしれません。安い分不良が混じることもありますが、その分たくさん買っておきましょう。
この後2件の工作事例を紹介予定です。。
①レトロゲーム用PD9Vセンターマイナス端子の作成
②ゲームボーイプリンタをPD化する
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